5月30日(木)に上場予定の「バルテス」のIPO新規上場情報をご紹介します。
IPO基本情報
| 会社名 | バルテス (4442) |
|---|---|
| 業種 | 情報・通信業 |
| 所在地 | 大阪府大阪市 |
| 代表者 | 田中 真史 (代表取締役社長) |
| 上場市場 | 東証マザーズ |
| 上場予定 | 2019年05月30日(木) |
| 当選枚数 | 12,034枚 (O.A.分含む) |
| 想定価格 | 540円 |
| 仮条件 | 600円～660円 超強気 |
| 公募価格 | 660円 上限決定 |
| 初値 | 1,820円 (公募価格 +1,160円) |
最新のトピックス
- 04月18日 IPOの予定が公開されました。
- 05月07日 DMM株で申込可能となりました。
- 05月22日 公募価格が660円に決定しました。
上場スケジュール
| 仮条件発表 | 2019年05月10日(金) |
|---|---|
| 抽選申込 | 2019年05月14日(火) ～ 2019年05月20日(月) |
| 当選発表 | 2019年05月21日(火) |
| 購入申込 | 2019年05月23日(木) ～ 2019年05月28日(火) |
| 上場予定 | 2019年05月30日(木) |
取扱証券会社と当選枚数
| 証券会社 | 当選枚数 | 抽選枚数 | |
|---|---|---|---|
| 主幹事 | SBI証券 資金重複可 | 8,425枚 | 3,791枚 |
| 幹事 | 野村證券 前受金不要 | 419枚 | 41枚 |
| 楽天証券 後期型 | 105枚 | 105枚 | |
| SMBC日興証券 | 105枚 | 10枚 | |
| 丸三証券 資金重複可 | 105枚 | 10枚 | |
| 岩井コスモ証券 後期型 | 105枚 | 10枚 | |
| むさし証券 前受金不要 | 105枚 | 10枚 | |
| エイチ・エス証券 前受金不要 | 105枚 | 10枚 | |
| エース証券 | 105枚 | 10枚 | |
| 東洋証券 | 105枚 | 10枚 | |
| 極東証券 | 105枚 | -枚 | |
| 藍澤證券 | 105枚 | -枚 | |
| ひろぎん証券 | 105枚 | -枚 | |
| その他 | 大和証券 資金重複可 | -枚 | -枚 |
| DMM株 前受金不要 | -枚 | -枚 |
※各社の当選枚数、抽選枚数は「見込み」の数字です。
IPO情報の分析
| 公募株数 | 843,000株 | ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 発行済株数 | 5,965,142株
|
||||||
| 新株予約権 | 658株分 |
売出比率とオファリングレシオ
売出比率
「売出」は既存株主の利益確定、「公募」は企業成長のための資金集めの意味合いが強いため、売出比率は低いほど投資家に好まれます。
オファリングレシオ(O.R.)
O.R.は上場時の発行済株式総数に対する市場流通株の割合を示しており、低いほど入手が難しく人気化しやすくなります。
ちなみに過去5年に上場したIPO情報を分析したところ平均値は25.4%、中央値は22.1%となっており、また特に20%未満の場合は94.3%の確率で初値が公募価格を上回っていました。
時価総額と吸収金額
| 時価総額 | 約44.9億円 |
|---|---|
| 吸収金額 | 約7.9億円 (O.A.分含む) 小型案件 |
「吸収金額」は上場時の予定株価と発行済株式総数から求められ、この金額が小さいほど上場時の株価上昇が期待できます。
また特に今回のように10億円に満たない小型案件は人気化しやすい傾向にあります。
主な株主の状況
| 株主名 | 保有率 | 売出率 | ロックアップ |
|---|---|---|---|
| 田中 真史 (代表取締役社長) | 67.89% | (5.00%) | 180日 |
| バルテス社員持株会 | 11.56% | ||
| HC8号投資事業有限責任組合 | 4.19% | 90日 1.5倍 |
|
| 野村證券(株) | 2.51% | 90日 1.5倍 |
|
| 西村 祐一 | 2.01% | 180日 | |
| 大薗 雅嗣 | 2.01% | (0.83%) | 180日 |
| SBIベンチャー企業成長支援3号投資事業有限責任組合 | 1.93% | 90日 1.5倍 |
|
| SBIベンチャー企業成長支援4号投資事業有限責任組合 | 1.40% | 90日 1.5倍 |
|
| SBIベンチャー企業成長支援2号投資事業有限責任組合 | 1.00% | 90日 1.5倍 |
|
| 三菱UFJ銀行 | 0.84% | 90日 1.5倍 |
ベンチャーキャピタル(VC)の状況
株主の中からVCの可能性がありそうな名前の会社を挙げてみました。
| 株主名 | 保有率 | 売出率 | ロックアップ |
|---|---|---|---|
| HC8号投資事業有限責任組合 | 4.19% | 90日 1.5倍 |
|
| SBIベンチャー企業成長支援3号投資事業有限責任組合 | 1.93% | 90日 1.5倍 |
|
| SBIベンチャー企業成長支援4号投資事業有限責任組合 | 1.40% | 90日 1.5倍 |
|
| SBIベンチャー企業成長支援2号投資事業有限責任組合 | 1.00% | 90日 1.5倍 |
|
| 紀陽リース・キャピタル(株) | 0.84% | 90日 1.5倍 |
|
| SBIベンチャー企業成長支援投資事業有限責任組合 | 0.70% | 90日 1.5倍 |
ロックアップの状況
新株予約権の状況
| 行使可能期間 | 行使可能株数 | 行使価格 |
|---|---|---|
| 2019年03月29日 ～ 2023年03月28日 | 352株分 | 7,500円 |
| 2020年11月15日 ～ 2024年11月14日 | 306株分 | 7,621円 |
上場時点で行使可能な新株予約権が合計352株分残っています。
過去5年間のデータに基づく評価
上場市場について
東証マザーズに上場した企業のうち92.4%で初値が公募価格を上回りました。
業種について
業種「情報・通信業」で上場した企業のうち94.8%で初値が公募価格を上回りました。
