11月28日(水)に上場予定の「霞ヶ関キャピタル」のIPO新規上場情報をご紹介します。
IPO基本情報
会社名 | 霞ヶ関キャピタル (3498) |
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業種 | 不動産業 |
所在地 | 東京都千代田区 |
代表者 | 河本 幸士郎 (代表取締役社長) |
上場市場 | 東証マザーズ |
上場予定 | 2018年11月28日(水) |
当選枚数 | 1,550枚 (O.A.分含む) 激レア |
想定価格 | 3,660円 |
仮条件 | 3,000円~3,240円 弱気 |
公募価格 | 3,240円 上限決定 |
初値 | 6,240円 (公募価格 +3,000円) |
上場スケジュール
仮条件発表 | 2018年11月07日(水) |
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抽選申込 | 2018年11月09日(金) ~ 2018年11月15日(木) |
当選発表 | 2018年11月16日(金) |
購入申込 | 2018年11月19日(月) ~ 2018年11月22日(木) |
上場予定 | 2018年11月28日(水) |
取扱証券会社と当選枚数
証券会社 | 当選枚数 | 抽選枚数 | |
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主幹事 | みずほ証券 資金重複可 | 1,429枚 | 142枚 |
幹事 | SMBC日興証券 | 67枚 | 6枚 |
SBI証券 資金重複可 | 27枚 | 12枚 | |
いちよし証券 前受金不要 | 27枚 | 4枚 | |
その他 | マネックス証券 | -枚 | -枚 |
松井証券 前受金不要 | -枚 | -枚 |
※各社の当選枚数、抽選枚数は「見込み」の数字です。
IPO情報の分析
公募株数 | 135,000株 | ||||||
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発行済株数 | 1,210,600株
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新株予約権 | 168,200株分 |
売出比率とオファリングレシオ
売出比率
「売出」は既存株主の利益確定、「公募」は企業成長のための資金集めの意味合いが強いため、売出比率は低いほど投資家に好まれます。
オファリングレシオ(O.R.)
O.R.は上場時の発行済株式総数に対する市場流通株の割合を示しており、低いほど入手が難しく人気化しやすくなります。
ちなみに過去5年に上場したIPO情報を分析したところ平均値は25.5%、中央値は22%となっており、また特に20%未満の場合は94.1%の確率で初値が公募価格を上回っていました。
時価総額と吸収金額
時価総額 | 約43.6億円 |
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吸収金額 | 約5.0億円 (O.A.分含む) 超小型案件 |
「吸収金額」は上場時の予定株価と発行済株式総数から求められ、この金額が小さいほど上場時の株価上昇が期待できます。
また特に今回のように10億円に満たない小型案件は人気化しやすい傾向にあります 。
主な株主の状況
株主名 | 保有率 | 売出率 | ロックアップ |
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小川 潤之 | 49.43% | 180日 | |
河本 幸士郎 (代表取締役社長) | 16.43% | 180日 | |
EEIスマートエナジー投資事業有限責任組合 | 6.09% | ||
川口 正人 | 5.80% | 180日 | |
加藤 裕司 | 3.86% | 180日 | |
山下 幸三 | 3.13% | 180日 | |
廣瀬 一成 | 2.47% | ||
石井 晃 | 2.44% | 180日 | |
(株)トリプル・アイ | 2.03% | 180日 | |
鈴木 健仁 | 1.09% |
ベンチャーキャピタル(VC)の状況
株主の中からVCの可能性がありそうな名前の会社を挙げてみました。
株主名 | 保有率 | 売出率 | ロックアップ |
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EEIスマートエナジー投資事業有限責任組合 | 6.09% |
ロックアップの状況
新株予約権の状況
行使可能期間 | 行使可能株数 | 行使価格 |
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2018年07月01日 ~ 2026年06月30日 | 100,000株分 | 1,250円 |
2019年08月23日 ~ 2027年08月22日 | 12,000株分 | 1,786円 |
2019年11月29日 ~ 2027年11月28日 | 26,600株分 | 2,150円 |
2020年06月09日 ~ 2028年06月08日 | 29,600株分 | 2,500円 |
上場時点で行使可能な新株予約権が合計100,000株分残っています。
過去5年間のデータに基づく評価
上場市場について
93%で初値が公募価格を上回りました。
東証マザーズに上場した企業のうち業種について
96.4%で初値が公募価格を上回りました。
業種「不動産業」で上場した企業のうち